都営大江戸線にて『江戸時代がヤバい』のクイズ広告を掲出開始
このたび、書籍『町人の暮らしから見る 江戸時代がヤバい』のクイズ広告を、 都営大江戸線の車内連結部ステッカーにて2026年8月7日より掲出開始します。
広告では、向日葵・桜・菊・椿の4つの花を並べ、次のクイズを出題しています。
江戸時代から肉の呼び名に使われていた花はどれ?
答えは「桜」です。
江戸時代には、五代将軍・徳川綱吉による「生類憐みの令」などを背景に、 猪や鳥といった肉を公然と食べにくい時期がありました。
一方で、肉は滋養強壮に良いものとして珍重されており、 肉を扱う店の中には、料理屋から薬屋へと看板を替え、 「薬食い」の名目で肉を販売する店もあったとされています。
そこで生まれたのが、 動物の肉を植物などの名前で呼ぶ隠語です。
猪肉……ぼたん(牡丹)
並べた肉が牡丹の花のように見えることから
馬肉……さくら(桜)
肉の色が鮮やかな桜色であることから
鹿肉……もみじ(紅葉)
花札に鹿と紅葉が一緒に描かれていることから
鶏肉……かしわ(柏)
鶏の羽が枯れた柏の葉に似ていることから
このため、広告に登場する4つの花のうち、 肉の呼び名として使われていたのは「桜」です。
「さくら」という呼び名は、現在でも馬肉を表す「桜肉」として広く使われています。
何気なく耳にする食べ物の名前にも、江戸時代の文化や当時の人々の知恵が残されているのです。
『町人の暮らしから見る 江戸時代がヤバい』では、 このほかにも、教科書ではなかなか知ることのできない江戸の食文化や、 町人たちの暮らし、習慣、言葉の由来などを紹介しています。
また、本書はジュンク堂書店池袋本店の歴史ジャンルにて1位を獲得しました。 都営大江戸線をご利用の際は、ぜひ車内の広告にもご注目ください。
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